ある種の“テロ行為”同然。。

一昨日、猛吹雪のいわゆる“ホワイトアウト”状態の区間をおよそ30km程度走破。

考えてみりゃあんな状態も久しぶりだったもんでちょっと脂汗も、

周辺全体を観れば特段の大騒ぎにもならず、あくまで冬の“風物詩”として

地域〜世間の中では普通に時が過ぎた、ってのが北海道での一コマ・・。

前が見えなくても止まっちゃならんのです、基本は。

通行台数の多い国道、そんなことした瞬間一気に玉突きになる恐れがある。

路肩が空いていることを確認出来る、または何らかの敷地があってそこに停車しても

通行の妨げにならないことが確認出来ない限り「一か八か」で進まにゃならない(笑)。

そういう意味じゃあ、立ち往生出来るなんてある意味“恵まれてる”かも(笑)。

ていう冗談はさておき・・

今更もう散々で尽くしてるだろうけども・・

報道等を観る限り、相変わらず夏タイヤ状態で通行し障害をもたらしてる者が

随分多いのね。基本“非雪国”だとはいえ、およそ毎年のようにこのような雪害が起き、

その度に雪の危険や備え等などについて発せられてるってのに、

なぜこうも学習しないのかねぇ。

そりゃあ、“10年ぶり”、“ン十年ぶり”ってんなら、世代交代が入るのでやや理解は

出来ないわけでもないし、それに類する南国方面だってんならそこまで言わんけども・・

都度こうした混乱について事細かに報じられたりしてるのに、それでも次の年とか

またなんで夏タイヤで走ろうとするんだ!?

しかもその数たるやかなりいるじゃないかっていう。

人口が集中する都市部、道路交通網は他の地域同様に完全な「主要インフラ」、

それを僅か一箇所や短区間だってんならともかく、ここまであちこち寸断状態に陥る・・

これはね、迷惑だとか何だとかのレベルを超えた、はっきり言ってある種の

「テロ行為」も同然だと思うのだが。

予期出来ぬ、あるいは困難な突発的災害なら別も、何日も前から精度の高い予報が

出ているにも関わらず、それを軽視してかここまで大規模に機能不全を起こすのを前に、

もはや迷惑行為ではなくれっきとしたテロリズム同等の内容でしょと。

あるいは“注意不足”や“知見不足”の領域をとっくに超えた

「怠慢〜意図した妨害行為」と解してもいいレベルじゃないのかね!?

いつ降りかかるかわからない地震などに対する危機意識ってのは、

一定程度高い状態で持続することが人間工学的にも難しいことなんだけども、

荒天に対する危機意識所持、事前対策ほど「容易いこと」はないんであって。

それをしない、出来ないのはもはや個人の資質・限界の話じゃないですわね。

でね、片や殆ど意味のないミサイル訓練をやるやらないの話にて

「危機意識の欠如云々」なんて言ってるけども。

事前に降ることがわかっていて、しかも毎年のように知見が積み上がっていていいはずの

雪への認識がない状態を前にして、本来やらねばならないのは

「雪害に対する防災訓練」、または「啓蒙策の定期実施」じゃないの?と。

毎度のように生活インフラや各種の障害によって何らかの損失が起き、

あるいは転倒事故や車両の事故が多発し続けてるんだから、

実質的にミサイルなんぞよりもうれっきとした「損害」が累積してるのですよ。

これすら蔑ろにしたまんまで、何がミサイルへの危機意識だっての(笑)。

一方・・。

見聞きしてると、「オールウェザータイヤ」なんてのも相応に使われてるのね。

めったに降らない、積雪状態が長く続かないことによりこれに依存するのは

わからんわけじゃないけども、はっきり言って「役に立たない」または

夏タイヤに毛が生えた程度」ぐらいに思っておいた方がいいでしょうな。

それから「チェーン」も同様。極めて限定的で、「一場面を凌ぐ」または

「一区間を脱出する応急装備」ぐらいの認識を持った方がよろし。

スタッドレスでさえ万能じゃなく、適切に操るのは容易くないのに、

それ以下のもので万全であるはずがないので。

更に・・

映像なんか観ると、スタックして一生懸命前に進もうとしてたり、

後ろから複数で押したりしてるけども。

場所や条件によって多少例外もあるものの、基本的には「後退のギア」で

後ろに下がることをせにゃなりません。何故ならバックギアの方が

「トルクが太い」から。なので、押す人がいる場合は前に立ち後ろへ押すことが基本。

そんでもって、道路端の方でスタックした等の場面にて、より真ん中に行きたいためか

ハンドルを切って必死に前方へ進もうとするドライバーが少なくないけども。

これ、基本的に一番やっちゃいけない所作。

特例を除き、あくまでも前輪は出来るだけ真っ直ぐな状態にしなきゃならず。

じゃないと動力の関係や進む方向に対して、またタイヤのグリップそのものが

不完全になってしまい、かえって「深みに嵌まる」ことが多いので。

この辺り、実のところ雪国ドライバーであっても今や把握してない者が案外多く、

それ考えると非雪国ドライバーなら尚更知らなくて不思議はないのだけど・・

こうしたことが難しい、自信がないんだとしたらやはり、降雪予報が出たら

有無を言わず車両は出さない。そのことによる何らかの損失と、事故トラブル等による

損失と秤にかけりゃ一発で答えは出るでしょうよ。

「生き地獄」なんざ、そうなることは端からわかってることなんですよ。。

「生き地獄」トンネル立ち往生