【サマーライブ2017】

つぶやきでも少し語ったが、俺が毎年『サポート』として参加してるバンドの話をしよう。

演奏クオリティーが低く、毎年、夏のライブで誰1人として聞いて貰えない状態だったのだが、今年は歌が上手い女性のボーカルが加わるという事で、サポートの俺も少しヤル気が出て、3ヶ月前からチョコチョコとメンバー全員でスタジオに入って練習し、何とか【ボロボロ状態】から【何を演奏してるかは分かるようになった】くらいにまでレベルアップした

演奏がヘナチョコでも女性ボーカルの歌が非常に上手い為、多少の演奏の悪さも上手な歌が目立たなくしてくれるのだ

本当にバンドの中のメロディ隊の上手さは大事である

さて本番二日前、最後のスタジオ練習という事で仕事が終った後でスタジオに入った。その時、俺には物凄く衝撃的な事を、あの人に感じが似てる上司は凄く軽く涼し気に言った。

『グレッチ〜ボーカルの○○ちゃん、扁桃腺が悪化して入院しちゃったんだってだから今回、女性ボーカルの曲は全部無理だね〜』

え〜〜〜〜っっ

…気のせいか、本気でショックを受けているのは俺だけに思えたのだが、問題は二日後にライブでやる予定の女性ボーカルの曲が全部キャンセルになった事である。

本番二日前の段階で、今さら新曲は増やせない

結局、サポートの俺以外のメンバーが1990年からずっとやり続けてるBOOWYの曲を急遽やる事になり、その日のスタジオ練習はBOOWYの曲の練習をする事になった。勿論、突発で決まった為まったく練習してない…

そして練習をして驚いた

同じBOOWYの曲でも、過去のライブの時に2ヶ月も前から練習した時と、今回の突発で突然演奏した状態、演奏クオリティーのレベルが全く変わらないのだ

勿論、クオリティーが低いのは変わらないのだが、ただでさえ演奏レベルが低い状態で個人練習無しの突発の演奏だともっと演奏が酷くなるのでは?と思ったが、全然変わらなかった事に、変な話だが少し安心した…

多分、このバンドは色んな意味で変に完成されてるのだろう…

そんなこんなで、さてライブ本番当日たった一回のスタジオ練習合わせで本番に挑んだ

今回のライブの成果は…

○訳あってドラマーが電子ドラムを使っていて、途中でスネア(小太鼓)の音量が小さくなり聞こえなくなってしまった。

○ドラムがメインボーカルで歌った時、歌声が小さいと言う事で、音量管理の人に「もう少しマイクに口を近づけて歌って下さい」と言われ、ドラムが「叩きながらでは無理です」と言い張ったから、ずっと声の音量が小さい状態で歌ってた。

リードギターの人が、いよいよ見所のギターソロだという場面で、エフェクター(ギターの音を変える機材)の音色を変えるペダルを踏み間違え、注目のギターソロがヘナチョコの音になってしまう。

○歌を間違え、ハモりとメインボーカルの歌詞が違う。

○あの人に感じが似てる上司のギターの1弦が切れる。

○あの人に感じが似てる上司のギターの音が出なくなり、後半はほとんど音が鳴ってない。

…程度のトラブルだけで済んで、今回は本当に良かった〜

しかも、毎回『誰も聞いてない』状態だったのが、今回はチビっ子が2人、うちらの演奏してる前で立って聞いてくれた

「あっ今回は2人のお子さんが聞いててくれてる本当に、本当に有難う〜」

と、思っていたのもつかの間、後半になり、チビっ子2人は演奏してる俺達の目の前で揃って耳をふさいで立っていた…

……『誰1人聞いてない状態』より、遥かに俺にはショックだった…

で、演奏が終了した後、あの人に感じが似てる上司が俺に話しかけてきたのだが、「気にすんなよこんな事はよくあるからさ…」とか言ってくるのかと思いきや…

「いや〜グレッチ、今回良かったよ〜

今にも雨が降りそうだったけど最後まで降らなかったね俺達には運があるかもね」

………え〜とその前に…演奏の出来具合の事については?と思ったが、(俺はサポートだけど)うちのバンドのメンタルの強さ、そして何より素晴らしい『鈍感力』だけは、これから社会で生きて行くに関して、ある意味必要かもしれないな…と、物凄く勉強になった

最後に、俺の今回のライブを撮影したDVDを是非観てみたいと言って下さった友達の皆さん

非常にごめんなさい

だいぶ前に定年退職を迎え、そして再雇用年数期間も無事に働き終えた元うちの会社の人に、今回(暇そうだったから)ビデオ撮影を頼んだらしいのだが、デジタルビデオカメラ(動画撮影用)とデジタルカメラ(写真撮影用)を間違えてしまい、

「では録るよ〜録画、開始ポチッ」とデジカメのシャッターボタンを押した為、『カシャッ』という音と共に動画はまったく録れてなかったそうな…

人生いろいろデジカメもいろいろ

教訓。

『【失敗は成功の元】というが、失敗した事を成功と本人達が感じているのなら、それは失敗でなく成功であり、それ以上の成長は見込めないが、それ以下の悔しさ、刹那さを感じる事なく、ルンルン気分で家に帰れるものである』